さいか屋で管理職となった山田さんは、少しづつ好きな絵を描きはじめました。そんな時、ふらっと立ち寄った銀座で、ショーウインドウに飾られたEB-ARTの作品に目をとめました。
ある建設会社によって壁装材として開発されたものなのですが、その石膏板に描かれた絵は紫外線で固まる特殊な樹脂のかげんで独特の光彩を放っていました。「ロビーで実演をしていたんですよ。やってみたくなりまして、一枚買い求めました。」山田さんの初めての作品はヨーロッパの古い街並の絵はがきを題材にセピア調に描いたものでした。緻密なタッチで仕上げられています。(Good Old Dayシリーズ:前回のあ〜とガーデンにその一部が掲載)「グラフィックデザインで細かい仕事をしていたおかげです。」と山田さん。
最近はスケッチに出かけたり遠出した時に撮りためた写真をもとに作品を作られているそうです。「技術的に新しいことにも挑戦したいですし、工芸的な感じの作品を作ってみたいと、いろいろ考えているところです」新しい作風がうまれるのでしょうか、楽しみです。